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黒豊と白夕 ☆感想☆ ☆エピソード☆

物語の設定古装,継承問題,戦,天下統一,皇子,家族,聡明ヒロイン,女性の自立,めっちゃ飛ぶ,CG多め
ストーリー     天下は7分され、大東国を頂点とし、各地で天下統一を目指す勢力がせめぎ合っていた。黒豊息と白風夕は出会えば腕試しをし、いつもお互いをけん制し合っていた。しかし、一緒に過ごすうちに二人の気持ちに変化が現れ始める。一方で彼らは政治的不安、裏切り、内部抗争、皇位を巡る戦いといった様々な試練に立ち向かわなければなりません。果たして彼らの愛が混沌とした時代に平和をもたらすことができるのか。そして最終的に誰が世界を支配するのでしょうか。
感想江湖で名を馳せる諜報組織、隠泉水榭を率いる黒豊息は優秀な頭脳を持ち、美しく武術に秀でている。その姿はいささか狡猾にもみえるが、白風夕と出会い一緒に過ごすうちに徐々に人間味を増してくる。一方、白風夕も類まれな才能を持ち、武術を極め、義侠心や正義感を持ち、時には男性と同等以上に戦うが、食いしん坊な一面やいたずら好きな性格など、彼女を愛らしく描かれています。
一方、物語は雍州の皇位継承問題や、各州で天下統一を目論み熾烈な争いが起こります。アニメっぽいストーリー展開になりますが、重くなくサクサク観ることができます。
また、物語の中で重要な役割を果たし、物語全体をより華やかに演出しているサイドキャラクターにも注目です!
白風夕は冀州の将軍、燕瀛洲を助けるため、韓家へ薬をもらいに行きます。韓家では以前も白風夕に薬を奪われたことがあり、絶対に薬を渡さないと言います。そこで黒豊息が登場し、その場を収めて薬をもらえることになりました。その後、燕瀛洲のもとへ戻った白風夕でしたが、敵の奇襲に合い燕瀛洲は助からず、白風夕は深手を追ってしまいます。白風夕は英雄の死を悲しみ、この世の理不尽さに心を痛めていました。
白風夕は大の食いしん坊で、その豪快な食事シーンは印象的です。また、彼女はいたずら好きで、人をからかっては大笑いすることがよくあります。若干お行儀が悪いようにも見えますが、そのおちゃめなところが彼女を可愛らしくさせます。
天霜門への帰り道、白風夕は冀州の世子、皇朝と出会います。彼らは手合わせをすることになりましたが、皇朝も白風夕には敵わないことを悟りました。白風夕は皇朝にも物おじせず機転の利いた発言をし、彼は白風夕を天下一の女俠と称えました。さらに、手合わせした中で彼女が二番目に強いと評され、負けず嫌いの白風夕は玉無縁に会ってみたくなりました。
名家襲撃事件を追っていた白風夕は偶然、玉無縁に出会います。興味津々の彼女は、次の日二人きりで会うことを約束をします。しかし、そのことを知った黒豊息は玉無縁をけん制します。それでも当日となり、白風夕は玉無縁に手合わせを申し込みます。そんな彼女の行動に四大若君も一目おくのでした。
黒豊息/豊蘭息は、視察の途中で襲撃に遭い、船から川に投げ出されました。しかし、天霜門の船によって助けられ、一命を取り留めました。風夕は一生懸命お世話をし、黒豊息に寄り添っていました。これまで黒豊息のことをずる賢い黒狐と思っていましたが、黒豊息と過ごすうちに、複雑な家族関係の中で育った彼の心には、傷や苦悩がたくさんあることに気づきます。
白風夕は狼華の回復を待つため、雍州に滞在することになります。その間、黒豊息は彼女と天霜門を助け、彼女もまた、彼の良き理解者として支えることとなった。二人の距離は次第に近づきます。しかし黒豊息は雍州の王子であり、天下統一を目指していた。一方の白風夕は政治を嫌い、自由に江湖を駆け巡る生き方を好んでいた。そんな彼らはお互いを意識しながらも、深入りしないように別々の道を進むことにします。
白風夕と黒豊息は霧山で太陰老人に会うためにいくつかの試練に臨むことになります。黒豊息は三千の煩悩を断ち切るよう命じられ、最後の一縷を残しました。それは白風夕への想いでした。太陰老人に会った二人は奥義を手にするための最後の試練に挑むことになります。二人は自らを犠牲にし、互いを助け、蘭因璧月の力を手に入れました。
黒豊息は街で、幼い頃母からもらった粘土細工を思い出し、恋しい気持ちになっていました。そこへ白風夕が現れ、二人で人形作りをすることになりました。白風夕の陽気な性格が、孤独を吹き飛ばし、心を温かいものに変えていきました。
任如松は黒豊息と白風夕の関係を心配し、白風夕の師である白建徳に忠告した。白風夕はこれを受け、任如松に直接会い、いくつかの質問をします。その鋭い洞察は任如松を驚かせました。彼は黒豊息に忠言したことは間違っていたと謝罪しました。その後、任如松をそそのかした環娘は故郷へ帰るよう命じられました。白風夕は黒豊息が用意した灯篭流しのメッセージが気に入ったようでした。
黒豊息はかんがい工事の遅れと青州との州境の政治的問題を解決するために良城へ向かった。白風夕も同行することになった。しかし、黒豊息に与えられた兵は意欲が低く、脆弱なものだった。そのため、良城への道のりは困難を極めた。そんな中、白風夕の存在は黒豊息の心の支えとなっていた。
良城へ同行した白風夕の本当の目的は、兄であり青州の世子である風写月に会うことでした。白風夕は兄に会い、これまでの出来事や黒豊息のことを話しました。風写月は白風夕の説得を受け、雍州に和睦を提案します。同時に妹が心に決めた男性を見定める目的もありました。風写月は黒豊息の人柄に触れ、信頼に値する人物と判断し、安心しました。
雍王は黒豊息が隠泉水榭の榭主であることを知り、息子の裏切りに激怒しました。しばらく王宮の前で跪いている黒豊息はめちゃめちゃ棒で殴られた上に、内力を消すと言われる毒を飲まされるのです。内力を失くした上に、怪我をした黒豊息はなかなか目覚めません。白風夕は心配でずっと付き添い、目覚めるのを待ちました。
幽州公主の婿選びを終えた黒豊息は、白風夕と共に天霜門に行きます。白門主は偽玄極令のことを調査していて、何者かに殺されてしまいます。弟子たちは白風夕が白門主を殺したのだと煽りたて、狼華は白風夕を刺してしまいます。
深手を追った白風夕は瀕死の状態でした。白風夕はあなたは生きてと黒豊息に伝えますが、「君が生きる意味を教えてくれた。君がいない世界で、どう生きればいいか?」と言い、力ない風夕を抱きしめます。
白風夕は父が重病であることを知り、急いで青州に戻ることになりました。父の病状は思わしくなく、さらに青州は敵の脅威に直面しており、兄である風写月は出征せざるを得なかった。白風夕は青州の政治を守る責任を負うことになった。
しかし、兄は戦場で命を落とし、父も病に倒れてしまい、白風夕は天涯孤独となってしまいました。そんな中、黒豊息は彼女に寄り添い、どんな困難があっても彼女のそばにいると誓った。白風夕は孤独の中で、黒豊息の支えを頼りに青州を守り抜いた。
戦は一旦収束し、黒豊息と白風夕は婚儀を執り行いました。
五年後、戦いは再び激しさを増し、黒豊息率いる墨羽騎軍と白風夕率いる風雲騎も出兵せざるを得ない状況になります。
韓樸は幼い頃、襲撃により家族を全員を殺されてしまい、白風夕に引き取られ、天霜門で育てられた。そんな幼かった韓樸も立派な青年となり、風雲騎の大将として白風夕に随行していた。ある戦で玉無縁が率いる神軍に攻め込まれ、命を落としてしまいます。
二人だけで静かに余生を過ごします。
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